クラフトヴィレッジ西小山、いよいよ。

紹介・解説

西小山駅前の再開発

色々あった西小山駅前の再開発の方向性が、ついに固まりました。先日の委員会で報告がありましたので、以下に紹介いたします。

これまでの経緯

この西小山駅前(原町一丁目7・8番街区)については、詳しくは過去のブログをご覧いただきたいのですが、大まかに言えば

・災害に強いまちづくりの観点から、
・地権者の合意を経て再開発の計画が進み、
・先行して賑わい施設が稼働する予定だったが、
・建築基準法違反が判明して更地に戻され、
・とりあえず暫定的に広場として利用 ←今ココ

という状況です。

(参考:過去のブログ)
・あの西小山に、おしゃれスポットが?(2019/2/16)
・西小山駅前の再開発、停滞。(2019/7/11)

今後の予定

クラフトヴィレッジ西小山

まず、停滞していた賑わい施設「Craft Village NISHIKOYAMA(クラフトヴィレッジ西小山)」ですが、新たな完成予想イメージが示されました。

コンテナの面影はありますが、それが全面に押し出されるというよりは、モダンな造りの一部として残っている感じです。

完成予想イメージ(UR都市機構×株式会社ピーエイ資料より)

コンセプトは以前の計画から大きく変わることなく、屋外型施設としての趣が強くなりました。

昼は子どもを安心して遊ばせながらくつろげる場、夜はゆっくり外気を楽しみながらお酒を楽しめる場、週末はマルシェやフリーマーケットなどのイベント広場として、地域に愛される、まちが誇れる場所を目指します。

(同資料より)

これも従来の計画同様ですが、テナントには大手チェーンではなく、飲食店を中心とした顔の見えるお店が入り、広場やテラスではイベントやワークショップを行うなど、地域の交流の場となることを目指していくとされています。

なお、このクラフトヴィレッジは7月に工事着手し、9月には開業という非常にスピード感のあるスケジュールが示されています。これまで待たされた分、期待も大きいですね。

また、新たな配置図も示されました。従来の大きく2エリアに分かれていた計画から、駅の反対側に広場を新設する計画となっており、共同化する建物の大まかなイメージも見えてきました。

駅側の、極端に狭い歩道と危険な車道も拡幅され、無電柱化も施される予定で、駅周辺の通行に際しての安全性が高まることも見込めます。

駅前ビル

共同化して建てられる新たなビルの完成予想図がこちらです。

詳細は今後決まっていくことになりますが、低層部分がガラス張りのようなイメージに置かれるなど、国交省の「まちなかウォーカブル推進プログラム」に示されるような、開放的な空間を目指す様子も見受けられます。

地元民としても、昔ながらの商店街の良い雰囲気を引き継いでいく観点が大事であるように思います。

なお、こちらのビルについては、2021年に解体・建築がスタートし、2023年3月までには工事が完了する予定となっています。

最後に

長い間、準備が進められてきた西小山駅前の再開発は、今回の新たな動きによって大きな方向性がほぼ固まったと言えます。

最近は、商店街にも新しいお店が増えており、時代の変化を感じさせられる場面が多くありますが、古き良き情緒ある街と洗練された新しい顔が共存し、深く結びつきながら、災害にも強い地域を目指していくというように、万事が良い方向に進むことを願っています。

・2020.7.8 都市環境委員会資料