目黒で発生した乳児死亡事件

生後2か月の長女のミルクに降圧剤などの薬を混入させて殺害したとして、目黒区に住む23歳の母親が逮捕されました。
2カ月女児に薬剤、死なせる=殺人容疑で母親逮捕-警視庁(時事ドットコム)

まだ真相は明らかになっていませんが、あまりにも悲しい事件です。
と同時に、思う事は2つ。

1.なぜ誰も救えなかったのか。
赤ちゃんの話ではありません。母親の話です。育児に悩んでいたとされていますが、自らの両親と同居しており、近所に知り合いもいる中で、どこかにサインが出ていなかったのか。誰かが気づけなかったのか。相談できる先はなかったのか。

目黒区は、この4月から全ての妊婦と面接する「ゆりかご・めぐろ」事業をスタートさせていますが、それ以前も窓口自体はあったのですから、お互い辿り着けなかったという事でしょうか。行政に相談なんて、思いつきもしなかったのでしょうか。

妊娠や育児に悩んだら安心して相談できる、そんな行政であって欲しいと思います。

2.父親はどこに行ったのか。
報道ベースですが、父親の存在が見当たりません。少なくとも同居はしていないようです。いったいどこに行ったのでしょうか。

真相が分からないので、あくまで一般論として述べますが、女性に比べて男性の性知識や意識は大きく劣っていると思います。男性側が変わらない限り、同じような事件が繰り返される可能性は残り続けるでしょう。結果的に子どもを引き取っている母親だけが責められるのも違和感があります。「女性が責任をもって自らを守れ」なんて、あまりにも時代遅れで勝手な言い分です。男性側の意識を変えていくのにも、基礎自治体は役割を果たせるはず。

続報を捉えながら、本質的な部分を考えていきたいと思います。