2017年度の学校の状況など(文教・子ども委員会)

2018.5.9 文教・子ども委員会(議事次第

1.小中学校の教科書採択(資料

来年度から使用する教科書の採択の要領などについての報告です。小学校では道徳以外の教科、中学校では道徳の教科書が選定されます。

目黒区立小中学校では4年毎に教科書の採択を行っていますが、小学校では2020年、中学校では2021年から新学習指導要領が全面実施となるため、今後の採択スケジュールは少し変則的になっています。

なお、6月には学校サポートセンターや八雲中央図書館での展示が行われる予定ですので、ご関心のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。意見の投書も可能です。

2.いじめの状況(資料

目黒区立小中学校において認知された、いじめの状況が報告されました。小学校では35件で増加、中学校では7件で減少となっており、いずれも全国に比べると非常に低い数値となっています。

半年前の報告の際にも書きましたが、認知して件数が増加することを否定的に捉えず、それを根絶するよう努力している姿勢は素晴らしいと思います。

今後もSNSなどでいじめが潜在化していく可能性があり、当事者だけでなく周囲の意識を高めることが肝要でしょう。

3.体罰などの実態把握調査(資料

目黒区立小中学校における、体罰や不適切な指導などの実態把握調査の結果です。授業中に水を撒き散らしていた児童を小突いた、という1件が報告されました。

特に暴言などは線引きが難しい所ですが、体罰がルール違反だからダメというのは当然として、それ以上に、体罰や罵声を浴びせるなどの行為は、先生と児童生徒の双方のパフォーマンスを大きく下げてしまうという観点が重要です。

つまり、教育効果が非常に低いということが科学的、統計的に証明されていることを先生方で共有することが必要です。学校に限らず、スポーツでも常識になりつつありますね。

4.不登校の状況(資料

昨年度における、小中学校の不登校児童生徒の状況です。小学校は39名、中学校は55名となっており、これも全国や東京都の平均から比べると低い水準にあります。

また、資料にはありませんが、不登校の状態から学校に通えるようになる「復帰率」についても、小学校は56.4%、中学校は30.9%で、全国平均を大きく上回っています。

5.歴史資料館の臨時休館(資料

電気設備と消防設備の点検のため、めぐろ歴史資料館が6月24日(日)に休館するとの報告です。

6.子ども総合計画の改定(資料

来年度末で計画期間が終了する目黒区子ども総合計画について、改定の手法やスケジュールが報告されました。今年度に子ども施策推進会議に諮問を行い、2020年3月に決定される予定です。

保護者や子ども本人を対象とした基礎調査も実施する予定で、ここで子どもたち本人の声も拾い上げていくことになります。

なお、現行計画で大きく不足する状況に陥った保育園については、全ての妊婦と面接をおこなう「ゆりかご・めぐろ」において、ニーズ調査を実施するよう検討しているとのこと。これはナイス判断だと思います。

7.権利擁護委員制度の実施状況(資料

子ども相談室「はあとねっと」の昨年度の運用状況です。電話は子どもが14、大人が32、不明が7で計53件。面談は27件。

特に電話は相談件数が年々下がっています。多ければ良いというものではありませんが、時代に即してLINEなどSNSでの対応を検討すべき時期かも知れません。子どもだけでなく、保護者も電話を敬遠する世代にさしかかっています。

8.子ども家庭支援センターの状況(資料

児童虐待などを扱う区の機関である、こども家庭支援センター(コカセン)の状況です。

虐待の新規受理件数は173件。前年度からの継続が56件で、計229件に対応していることになります。そのうち1年4ヶ月以上継続しているケースが10件ありますが、深刻化してしまったら児相へ送致となるため、そうならずに区が粘り強く対応しているケースと言えます。

虐待を減らしていくためには、コカセンの相談機能の強化や、それ以外の子育て支援全般の強化が必要です。

情報提供

1.学校給食使用前食材の放射性物質検査(資料

2.保育園給食使用前食材の放射性物質検査(資料

それぞれ、検出されていません。

資料配布

1.目黒区教員人材育成基本方針(概要、 本編