区有施設見直し計画へ

情報公開

本日は定例の企画総務委員会…と言いたい所ですが、事情により臨時会が開会され、議案の審査が1件入ってきました。明後日の本会議で議決されますので、議案についてはその時にご報告します。

それも含めた議事はこちらです。

1.区有施設見直し計画素案(資料関連ページ
平成26年の方針策定以来、ずっと検討が続いている区有施設見直し計画ですが、その素案が報告されました。本体は容量が大きいため、発表されるであろうページのリンクに代えてあります。

基本的には、これまで示されて方針や縮減の視点、手法に則って進める方向ですが、計画期間を10年間とし、5年毎に改定するという建付けになっています。その期間中の前期の5年間で、対象施設をどう見直していくのか、年次ごとの計画を定めています。
また、今回の素案では、区民センターが一つの柱として取り上げたことが注目ポイントで、近いうちに更新の必要性が見込まれる最大級の規模の施設をどう見直していくのか、検討されることになります。

常に議論になっている事ですが、「総論賛成、各論反対」をどう乗り越えるかが課題となりますね。また、方針の公表時に試算された財政の見通しが、今後どう変化していくのかを定期的に検証する必要があると思います。

2.組織改正について資料
平成29年度に向けて、区の課題に対応した課や係の廃止および新設が行われる、という報告です。資料の通りですが、やはり児相設置に向けた担当係長が新設された点に目が行ってしまいます。

3.情報発信の指針(資料
目黒区の情報発信の指針が改定され、「伝わり、つながる広報」を目指すことが示されました。しかし、どうしても時代遅れだと感じてしまいます。

例えば、今の社会でネットやSNSの「双方向性」と言えば、一方から情報を発信するだけではなく、これまで受け手だった側からも意見を発信できる、キャッチボールが出来るという意味での双方向性を指すと思います。しかし、今回の指針では「受け手側から情報を取りに来れる」という意味での双方向性に留まっています。

先日も、千葉の熊谷市長が男性保育士の業務について発信し、様々な反応があって議論を巻き起こしましたが、こういった双方向のコミュニケーションによって、首長の考えや自治体の方向性がグッと見えやすくなると思います。

一足飛びには無理があるでしょうが、今後その到達点をぜひ目指して欲しいと思います。

4.新年のつどい(資料
1月4日に実施された「新年のつどい」の報告です。特にコメントはありません。

5.契約報告4件(資料
主に災害時の備蓄品の購入についての契約報告です。資料の通りです。