臨海エリアをチャリで爆走

情報公開

都議会議員の西崎つばさ(目黒区、38歳、3児の父)です。

昨日の経済・港湾委員会において、港湾局に対する事務事業質疑を行いましたので、その内容についてご報告します。

港湾局自転車通行空間整備計画について

完全に私事ですが、今年の夏には自転車で臨海部を移動することが度々ありました。

ある時は東京タワーを出発し、都心部から勝どき、晴海を通って豊洲へ。別の時には、お台場から有明、辰巳を通って新木場へ。レクリエーションから、仕事中の単純な移動まで、やはり自転車は便利であると実感しました。

計画の改定

臨海エリアの自転車通行環境を整備する計画は、先月に改定されたばかりです。

元々は、東京オリパラも見据え、臨海部の回遊性向上などを目的として2015年に定められたものですが、今回は整備済みの路線を繋ぐなど、既存の環境を充実させるような内容となっています。

コロナ禍で自転車の利用はさらに進んでおり、臨海エリアでの存在感はますます大きくなっていると思われます。

臨海エリアを自転車で走る魅力

私が自転車で走った経験からしても、臨海エリアの道路は特殊です。まず、何よりも気持ちがいい。

天気が良かったせいもありますが、眼下に広がる運河、電柱も視界に入らない広い道路、車とセパレートされた環境など、ただ走るだけでも楽しいサイクリングルートとなっています。

一方で、東京港の大きな役割である物流に支障をきたしては本末転倒ですから、大型トラックなどが多く通行するエリアは整備対象外とするなどの棲み分けが図られています。

シェアサイクルとの連携

だいぶ前のブログで、目黒区の自転車シェアリング事業の開始をご報告したことがありましたが、その後も順調に利用を重ねておりまして、私が臨海エリアをチャリ走行したのも、全てシェアサイクルによるものでした。

この事業自体は各自治体と民間が連携して実施しているものですが、港湾局としても、サイクルポートの設置支援など、協力できる部分はぜひ進めるべきと思います。

計画にも舟運との相乗効果を図るような記載がありますが、様々な見どころのある臨海エリアにおいて、大きな武器になるのではないでしょうか。今後にも期待したいと思います。