目黒区役所の駐車場が有料化へ

紹介・解説

目黒区議会議員の西崎つばさ(37歳、3児のパパ)です。いつの間にか、また1つ年齢を重ねておりました。

さて、中目黒駅の近くにある目黒区役所の駐車場が、2021年2月から有料化されることになりました。

「エッ、いまさら!?」

と思われるかも知れませんが、これまでも構想はあったものの、採算面や安全面などから踏み切れていなかったのです。

近年の駐車場運営に係るコストダウンなども踏まえ、安定的な事業運営が見通せることになったため、ついに実現することになりました。

以下、解説いたします。

目黒区役所の駐車場ヒストリー

これまでの状況

目黒区役所の駐車場には、これまで料金を徴収する仕組みがありませんでした。

入場した際に券を渡され、それに用のある窓口などでハンコを押してもらい、出場する時にそれを渡すというシステムになっており、

「区役所を利用する方のみ駐車することができる(他はお断り)」

という建前のもと、ほぼオールスルーという状況が続いてきました。

実際、帰る時に受付で「○○課に行ってきたんですけど、ハンコ忘れちゃって」と券を差し出すと、気持ちよくスタンプを押していただけるようになっており、性善説に基づいた運用がなされてきたと言えます。

実はずっと検討していた

そんな目黒区役所の駐車場をめぐる状況に、今まで誰も問題意識を持っていなかったかというと、そんなことは全くなく、行政でも議会でも有料化の議論は繰り返されており、2014年には住民から陳情まで提出される事態まで発生していました。

さらにその昔、遡ること1997年には検討が開始、2001年には「施設付帯駐車場の有料化の方針」が策定され、その後は区民センターなどの駐車場が実際に有料化されました。

目黒区役所が今の場所に移転したのが2003年ですから、その前から議論が始まっていたのですね。

ところが、事業者が収益性ありと判断して手を挙げてくれるのかという採算面の課題と、入口・出口・車寄せが1ヶ所に集中し、事故も発生したことがあるという導線の安全面の課題から、これまで進めることができませんでした。

しかし、事業者のコスト低廉化や運営ノウハウの集積などによって、こうした課題が解決され、今回いよいよ実現することとなりました。

有料化の概要

運営形態

タイムズ24株式会社が敷地を借り受けて運営することになります。

月額200万円・年額2,400万円で、2021年2月から2026年1月末までの5年間の貸付が決定しています。(区の収入増。これだけのポテンシャルがあったのか…)

関係ありませんが、タイムズの本社は2019年に有楽町から五反田に移転しています。コロナ前、私も頻繁に子どもを連れて行った「スシロー」の向かいです。

料金

料金は以下の通りです。なお、ゲートバーによる一般的な精算機での支払いとなります。

時間月~金土・日・祝
8:00~18:0015分400円15分400円
(最大料金2,200円)
18:00~8:0015分400円
(最大料金1,000円)
15分400円
(最大料金1,000円)

区の窓口などを利用される方は、原則として1時間無料となります。また、手続きなどにそれ以上の時間がかかった場合は、料金免除の処理が行われます。

営業時間

なんと、24時間365日の営業となります。入出場も24時間可能です。

ただし、イベントや行事などのために、目黒区が一時的に駐車場を使用する日にちが別途、設定されています。

台数

53台(従来とほぼ同じ)

まとめ

以上、目黒区役所の駐車場が有料化されることについて、ご説明してまいりました。

実際に区役所で手続きなどの用がある方にとっては、これまでと変わらない運用となりますので、安心してご利用いただければと思います。

また、これによって不適切な利用が一掃され、公平な行政財産の活用に結びつくことを願っています。

それでは。