議会サイト&議事録の可能性

西崎つばさの活動

昨日は、午前中の広島研修についてブログに書きましたが、午後は川崎へ直行。NTTアドバンステクロノジ(AT)様の本社会議室にて、ローカルマニフェスト推進地方議員連盟(LM地議連)の定例会(研修会)に参加して参りました。

今回のテーマは、「議会サイトの活用」と「議事録の活用」の二部構成です。

議会サイトについては、相模原市議会が2014年1月にサイトをリニューアルした事例を学びました。(相模原市議会サイト

大胆なカバースライドを用いるなど、レイアウトを刷新した点にも目が行きますが、議会の予定をカレンダー表示にしたり、議員名簿に過去の議事録や映像のリンクをつけたり、訪問者が情報を得やすいように情報をオープンにしているのが特徴です。
言うまでもなく、審議結果に加えて、私が毎回苦労しながらスキャンしてブログで公開している議案の資料なども、相模原では議会のサイトから閲覧することが可能です。

また、気づきにくい点ですが、議会の独自ドメインを取得しています。
「二元代表制であるのに、議会サイトが市サイトにぶら下がっているのはおかしい」という指摘には、相当ショックを受けました。

リニューアル後、同サイトのアクセス数は倍増しているとの事です。
より開かれた議会を目指したサイトの活用。目黒区でも提案してみようかな。いや、潰されるかな。それでも訴えてみようかな・・・

後段は、まだ漠然とした話ではありますが、議事録の単語を抽出して各議員の議会活動を可視化しようという試みです。その議員が何を発言しているかを拾い上げれば、マニフェストとの整合性や問題意識が明らかになってきます。
まだ技術的な課題もありますし、議事録のオープンデータ化も必要になってきますが、今後の可能性を感じさせる話でした。

 
最後にオマケです。目黒区議会には本会議のライブ中継すら無いということは以前書いたかも知れませんが、区が採用しているNTT-AT様の「Discuss」シリーズでは、本来ライブ中継は可能なのです。(実際に行っている議会もあります。)
ということは・・・区議会が意図的にライブ中継を選択していないのではないでしょうか。上記のサイトの活用と併せて、追いかけてみたいと思います。