アニマルウェルフェア

西崎つばさの活動

今日と明日の2日間にかけて開催されている「アニマルウェルフェアサミット2016」に参加してきました。

アニマルウェルフェア、直訳すると「動物の福祉」となります。福祉という日本語が持つニュアンスを考えると少し違和感がありますが、5つの自由を基本に、動物が快適に過ごせる環境を整える考え方です。
http://www.maff.go.jp/j/chikusan/sinko/pdf/aw_meguzi201406.pdf(農水省資料、参考)

イベントを主催するのは滝川クリステルさんが率いる財団の「クリステル・ヴィ・アンサンブル」で、今回が初の試みだそうです。

余談ですが、滝クリさんは都立青山高校の先輩にあたります。住む世界は全然違いますが(^^;;

肝心の中身ですが、私が聴講したのは、殺処分ゼロを目指す取り組みの報告と、フォスターと呼ばれる、返還や譲渡を待つ犬猫の一時保護を中心に活動する方々の状況報告でした。

愛護センターなど、行政の施設には当然限界があるため、殺処分ゼロを目指すには、フォスターの役割が非常に重要であることを認識しました。

クリステルさんの財団は、このフォスターを増やすために講座なども行っていますが、多くの方に協力してもらうために、ハードルを下げていく事が必要だと思います。

プログラムの最後は、先の選挙で殺処分ゼロを掲げた小池都知事のインタビューでした。トップが音頭を取って進めていくことは非常に効果的だと思いますし、従来の枠組みにとらわれない政策に期待したいと思います。