ふるさと納税の「失敗」

午前中は東山住区センター落成式&東山小改築完了式へ。先週の竣工確認ではどうなることかと思いましたが、外構の一部を除き、見事に完成していました。さすがプロの仕事ですね。(遅れたのもプロですが)

6日間の外見ビフォーアフターを貼っておきます。なお、ここには掲載しませんが内部は完璧です。

「東京若手議員の会」の勉強会

さて、午後は「東京若手議員の会」のミニ勉強会へ。テーマの一つにふるさと納税が出たのですが、私も面白い事例を一つ調査してきたので、簡単にご紹介します。

ふるさと納税というと、住民税を大きく超えるような寄付を集めているところもあれば、15億円も流出している目黒区のように、苦境に立たされている都市部自治体もあります。

地方で苦しむ自治体も

そんな中で私が注目したのが、北海道の帯広市です。
帯広市は十勝平野の中央に位置し、市域の3割ほどが農地で、畑作や酪農が盛んに行われています。また、六花亭のバターサンドなどお菓子も有名ですね。さらに、世界で唯一のばんえい競馬が開催されている市でもあります。

同市は制度の本来の趣旨を踏まえて返礼品を用意せず、代わりにばんえい競馬の支援などを呼びかけて寄付を募っていましたが、2016年には流出額が寄付を上回る事態に直面し、2017年9月から返礼品の提供を開始しました。

(かなり荒く作った表なので、細かな点はご容赦を…)

やはり問題のある制度と再認識

私は、ここに制度の問題が明示されていると思うのです。
つまり、農畜産物や銘菓、地ビールなどリソースが豊富にありながら、過熱する返礼品競争とは距離を置き、地域の取り組みを応援してもらおうと頑張り、実際に一定の寄付も集めていた帯広市が、返礼品なしでは他自治体に勝てず財源が流出してしまう現実に突き当ってしまった。一方、返礼品を導入した2017年には、寄付額が3倍近くに伸びている。

ふるさと納税は、実態として返礼品ありきであることが明らかではないでしょうか。やはり制度として問題だと言わざるを得ず、今後も指摘し続けたいと思います。