埋立処分場視察

西崎つばさの活動

IMG_4498(マットレスのコイルを外す作業風景です。大きな悩みの種との事。)

6月末に行われた廃棄物減量等推進審議会の視察に参加できなかったため(LM地議連の研修でした)、インターン生を連れて勝手に見学に行って参りました。

家庭ゴミ等は、23区それぞれが収集運搬を行い、23区の一部事務組合で中間処理を行い、東京都が最終処分を行うという三層構造になっていますが、その最後のプロセスを見てきたことになります。

行程や技術を学んだのは勿論ですが、やはり「危機感」が最大の感想でしょう。現在の中央防波堤外側の埋立地は、あと数年で一杯になると言われています。建設中の新海面処分場も残されてはいますが、これも50年で満杯になってしまうという試算があり、その後は白紙の状態です。

つまり、50年後以降のゴミの最終処分についてはお手上げの状態です。もっと埋め立てれば良いじゃん、と思うかもしれませんが、実は東京都が埋め立てられる海は、もう全くと言っていいほど残っていないのです。
何も考えないまま時が過ぎていくのも問題ですが、まずはゴミを減らしていくことが大きな課題でしょう。

目黒区はゴミ量やリサイクル率の数字は非常に良い自治体ですので、他区をリードしていくつもりで、引き続き取り組んで行かなければなりません。