子どもの貧困対策

西崎つばさの活動

また沖縄に来ています。

今回は「関東若手市議会議員の会」の研修で、主に子どもの貧困対策事業と、先進的な公民館について学んできました。明日もインバウンド政策の研修があるのですが、私は午後の用事のため明朝に帰京するという、今回も弾丸ツアーです。

子どもの貧困については、内閣府の緊急対策事業の一つとして那覇市が行っているものです。各小中学校に支援員を配置し、家庭の問題や学習支援などのケアに務めるほか、学校に通えない事情のある児童についても、専門の支援員によってサポートする体制がつくられています。

話を伺っていて、貧困の問題のポイントは「連鎖を断ち切る」ことにあると再確信させて頂きました。どんな家庭状況にあっても学びの場が保証される。厳しい環境に置かれている児童も政治・行政がすくい上げていく。

いま現にある貧困も放置はできませんが、学びによって貧困を脱する機会を保障するのが最重要課題だと思います。

その意味で、那覇市の取り組みは(少なくとも説明を聞いた範囲では)児童の自立支援、学習支援に相当傾斜しており、実際に進学率の向上にも繋がっているということで、成果をあげていると言えるのではないでしょうか。

ちょうど、民進党の理念にも通ずる部分があります。特にひとり親家庭などの支援については、先の予算委員会でも議論させて頂いた所ですが、引き続き目黒区でも出来る事を考えていきたいと思います。