議会図書室勉強会

西崎つばさの活動

議会の事務整理日。

長男の2歳の誕生日ということもあり、昨日は久々に家族で遊びに出かけました。なんとお盆以来。申し訳ない思いでいっぱいです。しかも夜は連合目黒の街頭活動、その後は消防団の訓練でしたから、どれだけ不満が解消されたかは不明です。(泣)

さて、今日はローカル・マニフェスト推進地方議員連盟(LM地議連)の勉強会。シリーズで続いている、図書室改革に関する勉強会の第3回です。これまた恒例で、なぜか毎回、私が司会を担当しています。

さて、第3回ということで、かなり論点が絞られてきた気がします。
議会図書室を改革するにあたっては、おそらくリファレンス機能の強化と電子図書室化が大きな2つの論点になるのだろうと思います。逆にそれ以外、例えば蔵書をもっと増やすとか、広いスペースを確保するといった事は、現実的に不可能ですし、やるべきでもないのでしょう。

今回の事例報告では、大学図書館と連携した大津市議会の例、議員も含めて司書機能が大きく活用されている市政図書室を持つ日野市の例、白書や計画を電子化してタブレット等での閲覧や書き込みを可能にするサイドブックスの提案などを学びました。

ポイントは、図書室改革が目的ではないという点です。議会や議員の調査研究能力、課題解決能力をアップさせるのが目的で、そのために何をすれば良いのかという視点が再重要です。

目黒区議会の図書室は、図書費だけで言えば年間10万8千円の予算。うち6万円近くはD-FILEの購入で、残りは白書などを買っています。しかし、白書はネットでも見られる訳ですし、例えば紙媒体は区政情報コーナーにまとめてしまう方法も考えられます。

このあたりは私の調査が不十分なので何とも断言できませんが、何となくで予算を消化しているのであれば、完全に無駄でしょう。これは引き続き調べたいと思います。

そして何よりも、レファレンス機能。目黒区議会に専門の司書を配置するのは非現実的ですが、既に専門のスタッフを有する区立図書館や大学図書館と連携することで、様々な可能性が広がります。

きちんと調査して提案できる議会に進化するためには、図書室改革は非常に重要だと再認識しました。これからしばらくは再び研修シーズンに突入しますが、議会改革の観点は常に意識しながら学ばせて頂きます。