議会基本条例から10年

西崎つばさの活動

今朝は7時から9時まで少年野球の練習に参加した後に、猛スピードで準備して日本橋へ。

10時から、ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟の定例会に行ってきました。さすがに、5分遅刻してしまいました(^^;)

北海道栗山町の元議会事務局長である中尾修氏にお越し頂き、2006年に同町で初めて制定された議会基本条例について、その後の10年間や今後の課題について学びました。

最大の変化は、住民が育ったことのようです。議会と住民の距離が近づき、決定に参加するようになり、力不足の議員は淘汰されていく。良い循環だと思います。

また、出席していた方々の地元議会についての状況報告や課題、解決策なども活発に話し合われました。半ばお悩み相談室の様相でしたが。(笑)

いずれにしても、議会基本条例は「住民のツール」であり、議会の機能強化ではないことが肝だと思います。住民を起点として、議会や議員を使いやすく改め、行政を監視しやすくしていくという理念を置き去りにしてはいけません。

いつもの事ながら、こういった会合に参加すると、目黒区は2巡遅れているということを痛感します。進んでいる議会では、改革におけるPDCAサイクルが2周しかかっていますが、目黒区は最初のP(プラン)すら出来ていないのです。

制度が先か、土壌が先か。私なりに挑んでいきます。