シェアサイクルあれこれ(予特6日目)

情報公開

2019.3.18 予算特別委員会

週末を挟んだ予特6日目は、都市整備費の続きから。前半は、自転車やシェアサイクルについての質疑が多くあり、私も幾つか質問させていただきました。

なんだかんだで私もすっかり愛用しています。自分なりの利用のポイントは、
・30分で行けるのは8kmが限界
・電池残量チェックは超重要
・サドルの高さは借りる前に合わせる
このあたりでしょうか。

自転車シェアリングについて

ランニングコスト

2年間で5400万円かかるということは、先日のブログでもお伝えしたとおりですが、じゃあ今後のランニングコストは幾らかかるのか、聞いてみました。

すると、上記の金額はイニシャルコストのみで、これ以降の事業運営は利用料金と広告収入で賄われるとのこと。つまり、目黒区の持ち出しはゼロ。

それだったら超拡大して欲しい!とお伝えさせていただきました。自転車の増台には新たな費用がかかりますが、ポートの増設は事業者で工面できるらしいです。なんとまあ。

自転車の偏り

時間や場所によって、台数の偏りが発生し、返却された自転車で溢れているポートや、1台もなくなっているポートがある問題に対して、区としても事業者に是正を要望するよう求めました。

ちなみに、私は武蔵小山駅から5分ほどの品川区のポートを利用していますが、以下のような状態です。

とある土曜日の夜。多すぎやろ。

とある平日の夜。いや、少なすぎでしょ…

データの収集や活用

利用者の貸出および返却のデータは、定期的に事業者から報告されるとのこと。これが蓄積すれば、交通施策や観光・産業施策を考えるにあたっても有用なデータとなることが考えられるため、今後に期待がかかります。意外とあっさり出してくれるのね、ドコモ。

KPIについて

予算要求時における本事業の成果指標としては、
1.放置自転車台数 2.ポート設置数 3.自転車の配置台数
となっていますが、幾らなんでも2と3は無理がありませんか、という指摘です。

区としては、ポートの設置場所をどこにするかにも課題があるため、それをクリアして設置できた数を指標としたようですが、今後は利用者数や収益などを成果指標として設定するつもりだそうです。

今後の拡大について

現在のポートが山手通り沿いに固まっていることから、私の地元でも拡大を求める声があがっています。区は来年度にポート12ヶ所を増設する予定ですが、これで計20ヶ所になったとしても、全域を網羅するには至りません。

実施計画では20ヶ所200台とされていますが、運用状況を見て今後の上乗せも検討する姿勢のようですので、ぜひ考えてほしいと思います。

本日の話題メモ

都市整備

・自転車シェアリング
・自転車ルール、マナーの向上
・ブロック塀助成
・家賃助成の要件拡大
・自転車保険
・補助127号線とまちづくり
・公園の砂場の柵
・ボール遊びのできる公園
・公園の時計
・歩道バリアフリー
・目黒川沿いの商業撮影
・桜の時期のごみ対策
・公共工事の平準化
・空き家対策

環境清掃

・指定喫煙所、受動喫煙防止
・イエローチョーク作戦
・食品ロス削減
・ごみ処理に対する周知、啓発
・蛍光管回収
・休日増に伴うごみ処理費
・廃プラ問題

教育

・学校ICT環境
・体育館のエアコン
・英語教育
・避難訓練の工夫
・自然体験宿泊教室
・教員の働き方改革
・スクールソーシャルワーカー
・防災教育
・主体的、対話的で深い学び
・教員のメンタルヘルス
・スマホ持ち込みへの対応
・社会教育士
・学習障害対応
・スクールロイヤー
・持続可能な開発のための教育
・中学校の魅力づくり