入所予約制

西崎つばさの活動

今日は質問する機会がなかったので、先日の健康福祉費に関する質問の後半を紹介します。

3.保育施設の入所予約制
厚生労働省の概算要求に、保育所の入所予約制が盛り込まれました。育休中の親御さんが育休を切り上げなくても済むよう、育休終了後にベビーシッターなどを活用し、次の4月からは予約しておいた保育園に入れるようにするものです。また、それとは枠組みが異なりますが、品川区が実施している入所予約制もにわかに注目されました。

背景には、0歳入所に申し込まないと、1歳では競争が激化して入所できるか不安である事と、入所申請時に認可外保育園などに預けている2点加点が保活のカギである事から、育休を切り上げて4月入所に申し込んだり、認可外に預けたりするケースが非常に多いということがあります。また、早生まれであると保活に絶対的に不利だという不公平さを解消する一助にしようという意義もあります。

ただし、例えば認可を不承諾になり認可外に預ける事になった親御さんは42点扱いとなりますが、40点状態で予約を取れた方がいるために保育所の枠が取られてしまい、42点状態の方が認可を利用できないという状態が発生するため、その不公平感は大きな課題と言えます。

私もこの間、様々なケースを考え検討してきましたが、どうしても「やるべきだ」と主張するには至らず、今日の議場でも、問題点の整理や今後の方向性について議論するにとどまりました。

4.保育士宿舎借り上げ支援事業
同じく厚生労働省の概算要求では、現在は5年までとされている保育士宿舎借り上げ支援事業の対象拡大が盛り込まれています。また、小池知事による東京都の緊急対策においても、同様の方向性が示されました。

現在、目黒区は独自に1万円を上乗せして最大9万2千円の家賃補助を行っています。対象が拡大されると必然的に支出が増えていきますが、対応していくのかの確認が1点。これは、しっかり対応していくようです。

また、世田谷区では保育士の待遇改善のために1万円の補助を行う事が決定していますが、目黒区も、宿舎借り上げ支援事業で1万円上乗せするのであれば、それを減額してでも広く補助を行う考え方もあるのではと聞いてみましたが、これには消極的な模様です。

そういえば、「保育士宿舎借り上げ支援事業」で検索して、私が以前アップしたポンチ絵に辿り着く方が多いです。どうでもいい話ですが。

以下、本日のメモです。

<健康福祉費(の続き)>
・介護保険料
・3歳児の保育の受け皿
・保育施設の抗菌
・保育所管の人員拡充
・3人乗り自転車への補助

<産業経済費>
・商店街プロモーション事業
・プレミアム商品券
・工事代金債権信託譲渡
・トランスボックスの活用
・ハラール認証取得助成
・経営安定資金特別融資
・経済センサスの活用
・雨水流出抑制施設設置助成
・違反屋外広告物
・放置自転車対策
・雨水桝の清掃
・目黒川の桜の開花時期の対策
・公園での喫煙
・保存樹木の指定と助成
・中目黒駅周辺地区整備
・桜の保全
・公営住宅の指定管理
・リフォーム助成
・山手通り工事後の街路樹
・西小山駅周辺地区整備
・区民住宅
・大橋地区整備
・公園の点検、改修
・住宅マスタープランの改定
・公営住宅
・感震ブレーカー
・自転車ナビマーク
・区民農園
・駐輪場の運営
・道路標識の管理
・目黒川転落防止柵の塗装工事
・公園の維持管理