まだまだ続くよ自転車対策

西崎つばさの活動

2020.8.4 都市環境委員会(議事次第

報告事項

1&8.自由が丘駅前の再開発(資料1資料2

かねてから進んでいる、自由が丘駅前再開発の都市計画についての報告です。縦覧の結果、反対意見は寄せられず、当初案から変更なく進められる見込みです。

地区計画の方は条例制定を必要としているため、9月の第3定例会に建築物の制限などに関する条例が上程されることになっており、その説明も併せて行われました。

2.交通安全計画の改定(資料

5年毎に定めている交通安全計画について、2021年度からの新たな計画を策定する方向性に関する報告です。

資料から、事故件数は減っていますが、二輪や重傷者の事故などで重傷者が急増していることが明らかに見てとれます。また自転車関与率は約40%で推移しており、全国の平均の約2倍となっていることも、恒例の特徴となっています。

こうした、超高齢社会や自転車の台頭などの事情も踏まえて、改定作業が進められることになります。

3.自転車の安全利用促進に関する協定(資料参考URL

前項にも関わりますが、目黒区・一般財団法人全日本交通安全協会・損害保険ジャパン株式会社の三者で、「自転車の安全な利用の促進に関する協定」を締結したことの報告です。

今後は様々な連携を図るようですが、まずは損保ジャパンの自転車保険やコールセンターについてのチラシを目黒区に全戸配布していくとのことです。配布費用のみ目黒区の負担。

この枠組みは既に東京都が採用しており、それを援用したとのこと。ただ、なぜ損保ジャパンなのかという疑問は委員会でも噴出しました。また、掛け金には全日本交通安全協会の年会費30円も含まれるということで、これもよく分かりません。

いずれにしても、区民に何かを強制するものではありませんから、しっかりと吟味していただき、メリットがあれば利用していただければと思います。

4.無電柱化推進計画(資料参考URL

素案がパブコメにかかっていた無電柱化推進計画案の、その後の報告です。

電線共同溝方式以外の手法についても言及する変更があったほか、分かりやすい図や写真への差し替えなどが行われていますが、大きな方向性は素案段階から変わっていません。

本日付けで決定され、優先整備路線を軸に、道幅の狭い道路も含めて無電柱化を進めていくことになりますが、コストも時間もかかる話ですので、長い目が必要です。

なお、本編はファイルが重すぎるため参考URLとして区のサイトを貼付しました。

5.緑確保の総合的な方針(資料参考URL

東京都と区市町村が合同で策定している、緑確保の総合的な方針が改定されたことの報告です。いま存在する緑を、都市公園化や法令など何らかの手段で確保していこうという考えに立つものですが、目黒区にはまとまった緑が少ないのが現状です。

6.都市計画公園・緑地の整備方針(資料

上記と同じような観点で、都と区市町が策定する「都市計画公園・緑地の整備方針」を改定したものです。目黒区としては、林試の森公園の拡張が関連するものとなります。

7.サクラ再生プロジェクト(資料

区内の桜の木を管理するサクラ再生プロジェクトの進捗報告です。

2015年に1015本の樹木診断を実施したのち、地域ごとの実行計画や保全工事が進められてきましたが、特に植え替えは、木々の間隔をとることが必要であるなどの理由から、なかなか進んでいません。今年度は、街路樹を中心に新たに樹木診断を行っていくとのこと。

私の立会川緑道でも、ソメイヨシノ以外への植え替えも検討していくなど、様々な方向性が議論されています。

9.耐震フェア(資料

毎年、防災月間である9月に合わせて実施している、耐震フェアの開催報告です。今年は新型コロナ対策として、ロビーではなく会議室が会場に。9/15~17に、庁舎1階のE会議室で行われます。

情報提供

1.大橋JCT壁面緑化の維持作業(資料

大橋ジャンクションの外壁を覆っている植物(オオイタビ)を、均一に成長させるための剪定・刈り込み作業が行われます。植物の層が20cm以上厚くなると、生育が停滞するそうな。へーぇ。

2.羽田空港新飛行経路に関する報告(参考URL

7/30に行われた、関係区市連絡会分科会の報告ですが、資料の公開時刻が委員会に間に合わず、情報提供が行われませんでした。その後、上記のURLで報告されている資料が提供されました。