官学連携

西崎つばさの活動

若手市議会議員の会、研修2日目。会場を常総市に移しています。甲子園の常連である常総学院(今年は出ていませんが)は、常総市ではなく土浦市にあるんですね。現地の議員に教えてもらいました。

今日の研修テーマは常総市の取り組みを学ぶもので、
1.筑波大学との連携
2.フィルムコミッション事業  でした。

大学との連携ですが、平成24年に協定を締結した後に、5分野21事業が実施済みまたは進行中との事です。

中でもデマンド交通(乗り合いタクシーですね)については、実際の運用データを分析して運行効率の高い手法を導き出し、市にとってはコストパフォーマンスの高い事業を実施でき、大学にとっては都市調査研究グランプリを受賞するなど、双方にメリットがある取り組みとなりました。

また、介護予防の観点からオリジナルの「JOSO☆ハッピー体操」が創作され、市内で実施されています。これについても今後、体操の効果を検証する研究が行われるそうです。

さらには、行政評価や実施計画のシステムの最適化や、サービス工学ビッグデータCOEへも関わっており、地方創生における総合戦略にも大学との連携が盛り込まれています。
 
実は目黒区でも、東京工業大学および東邦大学と包括協定を結んでいます。
しかし、どうしても市民特別講座の実施など、意味が無いとは言いませんが、表面的な連携に留まっているのが現状です。

区の事業やサービスをより効果的に実施するために、研究機関としての大学をもっと活用していきたいものです。実験台となるリスクにGOを出すのは、やはり議員の見識と判断ではないでしょうか。

フィルムコミッションについては、また明日。