ちよだ猫まつり2018

西崎つばさの活動

千代田区役所で2日間にわたって行われている、「ちよだ猫まつり」に行ってきました。

千代田区では、一般社団法人の「ちよだニャンとなる会」と行政が連携して、地域猫活動を早い時期から展開し、猫の殺処分ゼロを達成し続けており、千代田モデルとして注目されています。↑ニャンとなる会の講演

夜間人口がきわめて少ないという特徴があるとは言え、外猫の問題は目黒区も含め全国共通ですし、色々と参考になる部分があります。

さらに、千代田区ではTNR(Trap,Neuter,Return)からTNTA(Trap,Neuter,Tame,Adopt)、つまり不妊去勢手術後に元の場所に戻すのではなく、人に慣らして譲渡するという活動に切り替わっていることや、譲渡会で成猫が中心になってきていることなど、新たなステージに進んでいることを学びました。千代田区の譲渡支援事業(リンク下部)も恥ずかしながら知りませんでした。

ただ、地域猫活動の最大とも言える課題は、やはり活動自体の認知度不足にあると思います。それはエサをやる方の問題でもありますし、その様子を見ている地域の方の問題でもあります。外の猫を減らすという共通の利益があるわけですから、こうしたイベントが盛大に開催できるくらいのバックグラウンドがある千代田区は素晴らしいと思います。↑会場の様子。ロビーがごった返していました。

目黒区でも地域猫活動の認知が広がるよう、微力ながら訴え続けていかなければ。

なお、お遊びですが「リアル猫ヘッド」を着用しての撮影に、3歳の長男と共に臨んできました。この企画も大人気だったようです。