避難所運営訓練

西崎つばさの活動

今日は、私の住む向原住区において、避難所運営訓練が開催されました。いち住民として避難所の設置を見てみたい思いもあったのですが、消防団員として参加。担架の作成方法や傷病者の搬送方法、心肺蘇生とAED、三角巾の使用法などの指導にあたりました。
会場は向原小学校。校庭や多目的室、体育館など多くのスペースを活用して行われました。

各地域や町会などから、200名ほどの参加者があったようです。やはり防災についての意識の高さが感じられます。今後は、より具体的な避難スペースの設計など、細かな部分も詰めていくものと思われます。

なお、消防団員は災害時には避難所には常駐しません。人命救助や火災現場など、より危険な場面に対応することが求められています。もちろん、それはプロの消防士や救命士も同じです。

だからこそ、避難所の運営は住民みずからの手で行わなければならず、今日のような訓練が非常に重要な意味を持ってきます。

いまだ避難所運営協議会の設置にも至っていない所がある中で、第1回の訓練が開催できたことは素晴らしいと思います。熊本市では幾つかの避難所の類型を学んできましたが、顔の見える支え合い型の避難所こそ、向原周辺地域にはふさわしいのではないでしょうか。

引き続き、様々な面から協力していきたいと思います。