子育て世代包括支援センターへ

情報公開

予算6日目、産業経済費から都市整備費へ。昨日に残り時間をほとんど使ってしまい、今日は私はダンマリでしたが、昨日の質問の後半部分をご報告します。

・ゆりかごめぐろ&利用者支援事業
私の中では、来年度の目玉予算だと思っているのですが、妊娠届を提出する際に全ての妊婦さんと面接を行い、出産や子育ての悩みを解消していく「ゆりかご・めぐろ」事業がスタートする予定です。児童虐待防止PTで触れ続けた「ネウボラ」に着想を得たものと言えます。さらに、子育て支援のサービスや子育てそのものに対する総合的な相談窓口として、利用者支援事業がスタートします。(国の定めた名称ですが、もう少し良い名前はないものか…)

これにより、出産から子育てという一連の流れを支援するための枠組みが出来上がりつつありますが、それでも所管の縦割りという懸念が残ります。出産前に相談に乗ってくれていた職員が、保育園の相談になると別の方になってしまう…という事は今後も有り得ます。

和光市を学んだ経験から、この事業の核は「対話」であり、その肝となるのは「人材」だと思います。質疑では、リスクが認められる妊婦は、常勤の保健師に繋いでいくという方針が示されましたが、その後にどこまで寄り添った支援ができるのか。これからスタートする事業ですので、その実効性をしっかりとチェックしたいと思います。

なお政府は、こういった機能を併せもった「子育て世代包括支援センター」を整備する方向性を示しています。ただし、必ずしも「○○センター」というハコモノを用意する必要性はなく、自治体が子育てを支援する仕組み全体を指すとも解釈されています。

ですので、来年度からスタートする仕組みが、将来的に「子育て世代包括支援センター」となる可能性が非常に高いと思っています。この体制で、どう人と人との信頼関係を築いていけるのかが問われるでしょう。

その担い手や支援メニューの充実については、「子育て支援員」を活用するのも一つだと提案させて頂きました。

今日のメモです。
(産業経済費)
・創業支援
・商店街活性化
・勤労者サービスセンター
・三田フレンズの債権
・シティランと地域経済
・産業振興ビジョン
・食育と商店街
・押し買い
・リーマンショック後の施策の検証
・他区との産業振興連携
・防犯カメラ

(都市整備費)
・まちづくり条例と都市計画
・空き家の利活用
・南1丁目公園(仮称)
・伐採樹木の活用
・無電柱化
・生産緑地の保全
・目黒川の水質改善
・樹木の保全
・放置自転車対策
・災害時の住宅確保
・耐震化の進捗
・公園の禁止看板
・目黒駅周辺のまちづくり
・中目黒の整備計画
・違反広告物の除却