公会計、統一的な基準へ。

情報公開

今日は定例の企画総務委員会でした。マニ大など他の業務に追われ、唐突な感じすら受けますが、こちらが本業ですね。議事はこちらです。

1.守谷教育会館跡地(資料
中目黒保育園の民営化に伴う改築のために使われていた旧守谷教育会館の跡地ですが、その後は上目黒保育園が民営化される際の移転用地となる予定です。その施設に学童保育クラブをセットで整備する計画が報告されました。

ただ、残地(資料のBのところ)をどうするのかという議論、別の分け方の方が無駄なく活用できるのではないかという指摘が相次ぎました。

私は、30年の土地貸付終了後に守屋図書館と併せて施設の見直しができるのかを確認させて頂きました。

2.財務諸表について(資料
平成27年度決算に基づく財務諸表が提示されました。膨大な量なので、アップされるであろうリンクを貼り付けておきます。

行革計画にも示されていますが、平成29年度までに、総務省から示されている新しい統一的な基準に移行することになっており、今年度の決算(来年に示されます)では、試行的に新旧2種類の財務諸表が作成されることになります。

私としては、行政コスト計算書と行政評価制度がどう結びついてくるかに非常に関心があり、これまでも質問させて頂いてきた所ですが、今回の説明では、いくつかの事業を試しで比較する意向も示されたため、期待が高まります。

3.特定個人情報保護評価の結果(資料
既に7月の委員会で報告されていた、個人住民税に関する事務の評価書の素案をパブコメにかけるなどして得られた結果の報告です。ほぼ変わりなく、細かな修正だけされました。やはり評価書本体は分厚いので、こちら(直リンクです)に貼り付けておきます。

4.人事委員会勧告(資料
委員会から示されたのは公民較差0.15%を引き上げるという内容で、目黒区も示された通りの改定を4月に遡及して反映させる意向です。こちらは言わば形式的、機会的な対応ですが、今後の給与制度の課題の方が興味深いです。

勤務環境の整備などは当たり前ですが、管理職および候補のなり手不足から、係長職以上の待遇を重点的に引き上げていく必要性や、職級の改変などが示されています。なお、勧告の全文はこちらから。

5.契約報告(資料
見るとしたら、碑文谷四丁目アパートのエレベーター工事が随意契約にならざるを得なかった点でしょうか。3回の入札が全て不調(全て辞退)となってしまった結果との事です。予定価格の設定には難しい部分もあるのは理解できますので、しっかり対応して頂きたいと思います。

6.指名停止措置(資料
震災復旧談合に関する指名停止措置の報告です。

7.Jアラート訓練(資料
全国瞬時警報システム、いわゆるJアラートの情報伝達訓練が行われます。具体的には、内閣官房から発せられた信号を都区が問題なく受信できるかを確認するもので、目黒区では防災無線から放送が鳴ることになります。
17時に鳴動する防災無線が機能していれば問題ないとのことなので、どちらかというとその前段(区で自動起動するまで)の訓練ですね。

<情報提供>
1.気仙沼社会福祉協議会との協定について(資料
大規模災害の際に、目黒と気仙沼の社協どうしが相互に応援するという協定が締結される運びとなりました。素晴らしい取り組みだと思います。