めぐろ・みんなの歌

西崎つばさの活動

決算委員会6日目、最終日です。都市整備費から環境清掃費、教育費と議論が進み、各特別会計の審査まで全てが終了しました。本当に長く感じたな・・・

私の質問は2回。

環境清掃費で、先日と同じように、アイコスの路上喫煙についてどう扱うのかを確認しました。大阪市や名古屋市では、「火のついたタバコを所持する」ことを禁止しているため、アイコスなどの新型タバコはOKという解釈になっています。当然、議論を呼んでおり、見直す方向のようですが…

目黒区でも「ポイ捨て防止条例」では同じような文言となっており、今後、現在の状況に鑑みて整理する必要性を認識しているとの事でしたが、アイコスの路上喫煙は認めるべきではないという姿勢も同時に示されました。私も全く同意見です。

次に、教育費では2点。
まずは、区立小中学校で「めぐろ・みんなの歌」をどう扱っているか質問しました。17時になると防災無線から聞こえてくるメロディは、目黒区民なら誰でも耳にしていると思いますが、あれが目黒区歌であることは意外と知られていません。ましてや、歌える方となると相当な目黒マニア(笑)しかいないのです。これはもったいない。

せっかく良い歌があるのですから、せめて年に1回くらいは学校で歌う機会を設けることで、目黒区に誇りを持ってもらうことに繋げてはどうかと提案させて頂きました。教育所管でも、実態調査をして検討したいとの事でした。

もう1点は、誕生学のような観点からの性教育について質問しました。
今回の決算審査でも、児童相談所の設置に関する今後の方向性は重要なテーマとなりました。基礎自治体である目黒区が児相を設け、より住民と近い距離で問題解決にあたること自体は全く否定しませんが、かねてから申し上げているように、それで虐待件数が減る訳ではありません。

より重要なのは、虐待の発生を未然に防ぐことであり、それが子ども家庭支援センターの強化など、幅広い子育て支援策であるというのが私の考えです。

そしてさらに、虐待をしてしまう親、特に母親の多くが「望まない妊娠」であったという調査結果が出ています。であればこそ、そこに至らないための教育が求められると思います。「(対策として)何をしたら良いのか」ではなく、「なぜそうすべきなのか」という本質的な学び、命の大切さや、他を尊重することの意味をしっかりと教えるべきだと思います。

時間切れで質問できませんでしたが、男子児童・生徒に対する指導も重要だと思っています。それは、また次の機会に。

以下、本日のメモです。

<都市整備費(の続き)>
・目黒区「交通安全日」
・カーブミラー
・碑文谷公園

<環境清掃費>
・MGR100
・環境学習
・絵本「しろくまフロートくんのおねがい」の活用
・エコプラン2(温暖化対策)

<教育費>
・特別支援教育
・理科離れ
・プログラミング教育
・教育現場のICT化
・教職員の多忙感解消、研修
・隣接学校希望入学制度
・部活動
・いじめ対策
・見守りメール
・ALT
・いつでもどこでも英会話
・若手教員の海外派遣
・子どもの国際交流
・日本語教室
・ジュニア防災検定
・恋愛教育
・食農教育
・学校施設の木材使用
・主権者教育
・オリパラ教育推進校
・アクティブラーニング
・不登校児童、生徒
・就学援助の早期支給
・学校広報
・校務LANシステムのセキュリティ
・図書館と蔵書の質と量の維持
・レファレンス機能

<後期高齢者医療特別会計>
・保険料の軽減

<介護保険特別会計>
・在宅療養の支援