事務局長に就任します。

西崎つばさの活動

東京若手議員の会、本日は総会&研修会。9月から新年度ということで、これまでの事業報告や決算報告、そして新たな役員体制などが承認されました。

私はこれまでも、昨年当選したばかりの時に何故かお声がけを頂き、役員として関わらせて頂いてきた訳ですが、今回ご承認を頂いて、9月から事務局長に就任させて頂くことになりました。本当に素晴らしい若手議員のネットワークですので、さらに発展させられるよう頑張りたいと思います。

さて、研修会部門のテーマは「女性活躍」でした。
今年4月に民間から登用された、豊島区の「女性にやさしいまちづくり担当課長」から施策の説明を頂くほか、台東区の本目さよ議員が代表として活動する女性議員ネットワークの「WomanShift」、さらには「ワーク&ライフ・インターン」を提唱し、共働きの家庭にインターンするという経験を学生さんに提供しているスリール株式会社の堀江代表からのお話を伺うという、盛り沢山の内容です。

豊島区は、いわゆる増田レポートにおいて、23区の中で唯一、消滅可能性都市として上げられた自治体です。危機感を持った同区は、女性が住みやすいまちを目指すため、特別に担当課長を設けて対策をとることにしたのです。

まだ就任して3ヶ月の時点ですので、これからが本番という所ですが、宮田課長によれば、既存の区の関連施策がバラバラに存在しており、これらを整理してブランディングを行っていく方向のようです。民間では当然の視点が、やはり行政には抜け落ちているところが気になるとの事で、それをどう補完していくのかも見物ですね。

WomanShift(https://www.facebook.com/womanshift/)は各種メディアでも取り上げられており、女性議員の目からみた議会、もしくは社会全体の障壁について指摘を頂きました。「24時間365日政治家」を考え直して欲しい、というのはズシンと来ますね(^_^;)

そしてスリール株式会社の堀江さん。経済的な観点からも、女性が働きやすい社会をつくらなければ日本に未来はないという指摘をされています。

学生さんが持っている「仕事」「子育て」「両立」に対する漠然としたネガティブイメージが、社会人になった後の実際の行動に影響を与えてしまっているとの分析があるそうで、それを払拭するために、実際に母親が働きながら子育てをしている家庭に学生を送り込むという取り組みを進めています。

ここでもキーワードは「受援力」だと感じました。いざ両立をしようとしても、保育園以外の子育て支援を使いたいと思っている人のうち9割が実際には使えていません。この心理的なハードルを社会全体で下げることが必要でしょう。

余談ですが、8月から私の所に来てくれる大学生インターンが、このスリール株式会社でも学生スタッフとして頑張っているのです。これだけパワフルな堀江代表の元で学んでいる学生さんが来るのですから、こちらにも相当なプレッシャーがかかります。負けないように頑張らなければ。