目黒区上空を羽田便が通る!?

西崎つばさの活動

昨年12月に大阪で実施してきた、羽田空港の経路変更に伴う目黒区への影響調査について、ようやくレポートがまとまりました。また、映像などをまとめたページも作成しましたので、こちらをご覧頂ければ幸いです。
素人感まる出しの調査で大変恐縮ですが、今後もフットワークだけは軽くありたいですね。

さて、対象的に、専門集団であろう国土交通省の説明会が、今週末に開催されます。
日 時:1月16日(土)、17日(日) 11時~17時
会 場:目黒区総合庁舎 1階レストラン

今回も昨夏同様、オープンハウス形式で行われるようです。目黒区の置かれる状況に特化した説明は望みづらいでしょうが、既に実施した自治体での話では、映像なども用意してあるそうですので、ご関心のある方は覗いてみてはいかがでしょうか。

私も、空いた時間にお邪魔する予定です。

2 件のコメント

  • 目黒区上空を羽田便が通る!?
    貴殿は騒音だけを問題視していますが、それで良いのでしょうか。
    航空便は原発に比べ事故率が何百倍も高いのです。第二次大戦後の世界の例を見ても大きな原発事故はスリーマイル島、チェルノブイリ、福島と3例ですが、航空機の墜落事故は間違いなく3桁に達しています。しかも航空機事故では着陸時が最も危険であることは周知の通りです。これまで羽田空港への着陸経路が海上であったことは意味のない事ではありません。それを経済効率的理由から日本でも最も人口密集度の高い渋谷・恵比寿・目黒・大井などの城南地区上空を通そうというのは、航空輸送の安全神話としか思えません。まるで、原発の安全神話と同じではありませんか。渋谷から目黒駅上空通過時にエンジン停止等が発生した場合、その機は海上まで滑空できるのでしょうか、それとも人口密集地に墜落するのでしょうか。経済効率を安全より優先する姿勢を容認することはできません。

    • 彦坂征男さま

      コメントありがとうございます。

      原発よりも事故率が高いと仰っていますが、
      航空機の方が、母数が比較にならないくらい多いのでは?
      そもそも種類の異なるものですので、比べ辛いとは思いますが。

      科学技術と安全は、バランスの問題だと思います。
      どこまでが容認でき、どこからは受け入れられないのかは、
      現代を生きる生活者、消費者の選択でしょう。

      車で移動することも、自転車で物を運ぶことすらも、
      「経済効率を安全より優先する姿勢」なのでは?
      その度合いを決めるのが、人間のバランスだと思っています。

      私は原発には反対で、即時ゼロとは言いませんが、
      2030年にゼロという民主党の主張を支持しています。

      一方で、遠方に出かける際に、
      飛行機は便利だけど危険だから乗らない、
      という選択肢は全く視野に入りません。

      加えて、現存する都市型空港が、
      都市型であるが故に被害を大きくした事例が
      どれほどあるのでしょうか。

      今回、問われているのは上記のバランスだと思います。
      私も「ポスト物質主義」を標榜していますので、
      経済最優先のスタンスとは一線を画しているつもりですが、
      だからといって何でも反対する気もありません。

      上記のように考え、私は羽田空港の機能強化に賛成の「方向」です。

      ただし、付け加えるならば、
      デンマーク発祥の「コンセンサス会議」のように、
      無作為抽出の手法を用いて生活者や地域の声を汲み取る作業は、
      もう少し必要だと思います。

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